立体型マスクにフィットして入れやすいフィルターの作り方

しっかりガードしたいときには使い捨てマスクを使っていますが、普段のお買い物やウォーキングのときなどは手作りマスクを使用しています。

以前はプリーツタイプのマスクも使用していましたが、今はもっぱら立体型のマスクを愛用中。

こういう立体マスクです。

立体型マスクのほうが上側が顔にフィットする気がするし、見た目もすっきり見えるような気がしています。

気のせいかもしれませんが、暑くなってきたこの頃では立体型マスクのほうが、若干涼しいような気も。

でもこういう立体型マスクに入れるフィルター、立体型マスクのシルエットにならないし、マスクのフィルターポケットに入れにくいし、ずっと悩みのたねでした。

それで試行錯誤を繰り返し、やっと立体型マスクに合わせて、フィルターを立体型にして、フィルターポケットにも入れやすくなるかたちにする方法を見つけました!

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通常、アマゾンなどで購入するマスク用のフィルターは平面のかたち。

ぺらっとしたシート状です。

このシート状の平面のかたちのフィルターそのままでも、立体型マスクに入らないことはないのですが、マスクに入れるときに入れにくいし、入れた後も、なんとなくマスクにフィットせず一体感に欠けるというか。。。。

なんとかフィルターもマスクのように立体型にできないものか、と試行錯誤を繰り返し、なんとなくこれならいいかも、というかたちにたどり着きました。

ちなみに、私が使用している立体型マスクの型紙は、ユザワヤさんのものです。

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ユザワヤさんの型紙は、フィルターポケットの入り口は片方だけなのですが、私は両脇にあけています。

そのほうがフィルターを出し入れしやすいし、中でフィルターが折れ曲がらないように両方からひっぱったりできます。

では、立体型マスクに合わせて、フィルターを立体にする作り方です。

立体マスクにフィットするようにマスクフィルターを立体にする方法

アマゾンで購入したマスク用のフィルターです。

いつもはフィルターを10センチ×14センチにカットして使用していますが、写真のものはカットした状態で売られていたものなので、若干小さめになっています。

このフィルターを2つに折って、赤線のところで図のように1センチずつカットしていきます。

きっちりはからなくても、目分量でオッケーです。

私はずぼらなので目分量で、だいたい1センチくらいをカットしています。

広げたら、こんなかたちになります。

少し立体型マスクのかたちに近づいてきました。

タックを入れます。

タックの幅は0.8~1センチくらい。

これも目分量でやっています。

タックは平行なタックよりも、はしから3センチくらいのところで消えるような三角形型のタックがよいです。

そしてダブルステッチで押さえます。

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フィルターをミシンで縫うとき、フィルターが薄いタイプだと破れることもあるので、返しミシンはしません。

私は返しミシンなしで、フィルターを何度か洗いましたが、とくにひどくほどけるということもないようです。

反対側は、逆方向にタックをたたみ、同じくダブルステッチで押さえます。

一方のタックを下に向かってたたんだら、もう一方のタックは上に向かってたたむというように、タックは逆にたたんでください。

タックを逆にたたむと、真ん中の部分がふくらんでくれて、立体型マスクのかたちになります。

タックを同じ方向にたたんでしまうと、上の写真のようにフィルターがたたまれた状態で、ぺたんこになってしまって立体型のかたちになりません。

タックは必ず逆方向にたたんでください。

これでマスクが立体型にふくれてくれます。

私としては、平面のぺたっとしたフィルターよりも、この立体型にしたフィルターのほうが、マスクに出し入れしやすいように思います。

私はユザワヤさんの型紙で作った立体マスクを使用していますが、他の型紙で若干かたちが違う立体マスクでも、フィルターの大きさやタックの幅を変えれば、好みの立体型にできると思います。

ようすを見ながら、フィルターの大きさや、カットする幅、タックの幅などは加減してください。

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安全と安心のために、マスクとフィルターは毎日洗っています。

洗うたびにフィルターの出し入れをしますが、毎日の作業なので、少しでも入れやすいフィルターのほうがストレスも少ないです。

フィルターを立体にしておいたほうが、平面のぺたっとしたフィルターをいれたときよりも、息苦しさも少なくなるようにも感じています。

ちょっとした簡単なひと手間で、マスクが快適になります。

ぜひぜひお試しくださいませ。