途中で色が変わるマーブル(段染め)の毛糸って、編んだらどんな感じになるのでしょうか。
例えば、こんな感じの毛糸。
編んだらどんな模様になるのか。
それが見たくて、一生懸命編んだりします。
でも、身頃と袖って、編んだ時の幅が違います。
幅が違うパーツを編むと、縞模様が太くなったり、細くなったりして不自然にならない?
と初めて編むときには、不安になりました。
実際に編むと、縞模様の出方はこんな感じ。
まず袖。
途中で新しい玉に変えるときに、終わる色がさまざまなので、両方の袖の縞の太さも均一にはなりません。
袖も袖口から上に向かって、増し目で太くなった後、肩に向かって減らし目になっていくので、袖のパーツの中でも縞の太さは、太くなったり細くなったりします。
こちらは後身ごろ。
後ろ身頃も、袖付けのあたりから減らし目して幅が狭くなるので、下部に比べて縞は太くなっていきます。
カーディガンにすると、前身ごろの幅は後身ごろの半分の幅になるので、縞は後身ごろよりもずいぶん太くなります。
パーツや場所によって縞の太さが違うけど、このままパーツをはいでいっていいのだろうか、と心配しつつはいでいきましたが。
はいで形にしてしまえば、縞の太さ、ふぞろいさは、私は気になりません。
かえっておもしろい感じになったと思っています。
このロングカーディガンの編み図(無料)も公開しています。
違う毛糸で編んだ、セーターだとこんな感じ。
身ごろは幅が広いので縞は細く、袖は幅が狭いので縞が太くなります。
身ごろは、こちらも袖つけから上の減らし目で幅が狭くなった部分は、下部より縞が太くなっています。
でも、私は気になりません。
おもしろい感じになっていると思います。
メリヤス編みが続くようなデザインだと、編んでいて退屈になってきます。
でも途中で色が変わる毛糸だと、退屈なメリヤス編みの部分も、どんな感じで縞になるか、どんな配色になるかを見るのが楽しみで、退屈になりません。
また毛糸によって、色が変わる長さが変わるので、今度はどんなふうになるのか、と楽しみです。
編んでみないと感じがわからないし。
ご参考まで。