薄手の木綿の生地で、4段のティアードスカートを作りました。
横幅を強調しないように、上のほうはギャザー少な目、裾に行くにしたがってギャザー分量を増やしました。
スカートの丈は78c。
着用するとこんな感じです。
ちなみに身長は158cです。
身長の高いかたは、最後の4段目の長さを長くして、お好みの丈にしてください。
ご参考までに、恥を忍んで私のサイズを公表しますと、W85c、H97cです。
ああ、数字で見ると、自分でもショック(笑)
ティアードスカートはギャザーで横にふくらむので、ふくよかな体型を強調するのでは?と若干おびえながら作りましたが、着てみたら、ふくよかさんでも大丈夫なように思います。
薄手木綿チェックの4段ティアードスカートの材料
- 薄手の木綿 (90c幅の場合3.8m)(110c幅の場合は3.3m)(140c幅の場合は2.8m)
- 2.5センチ幅のウエストゴム ウエスト寸法×0.9
- (ウエストにヒモも入れるなら)ひも ウエスト寸法×0.9+50c
薄手木綿チェックの4段ティアードスカートの型紙
ぬいしろ込みの型紙です。
ティアードスカートの特徴
ティアードスカートは、生地の横幅を変えればギャザーの入り具合が変わって、雰囲気がかなり変わります。
また生地の横幅だけでなく、生地の厚さや織り方、生地のはりによっても、ギャザーの入りが変わるので、同じ型紙を使用しても、生地が変わればギャザーの入り具合が違って、スカートのボリュームも変わります。
「生地が薄いから、結構ギャザーが入るかな?」
と思っていても、実際に縫ってみると同じくらいの薄さの木綿の生地で作ってもギャザーの入る感じ、落ち感などで違った感じになります。
生地の薄さだけでなく、生地のはりや織りなども関係してくるので、生地を見ただけではギャザーの入り具合を予想するのは難しいです。
私は
「この生地だとどんなギャザーになるのかな?」
と思ったときには、はぎれで実際にギャザーを寄せて見て、全体像を想像しながらギャザーの分量を増やしたり減らしたりしています。
ふくよかさん用にギャザーの入り方を調整してみました
ふくよかさんの場合、ウエストやヒップの大きさを強調するといけないので、ウエストとヒップまわりには、ギャザーを若干ひかえめにして、ボリュームをおさえめにしました。
その分、裾にいくにしたがってギャザーを増やして、裾側にボリュームを出しました。
裾側にボリュームを出したので、裾側に視線を集められるかと、若干期待しています。
ふくよかな私は、なるべく大きめなウエストやヒップは隠したし、視線をそこに集めたくはないので。
太いウエストにゴムベルトだけでは不安なので
私の場合、ウエストとヒップにあまり差がないうえに、ウエストが太い体型です。
くびれのないウエストで、ゴムベルトだけでスカートがずり落ちてこないかちょっと心配でした。
ティアードスカートは、ギャザーを寄せるので、タイトスカートに比べて使用する生地も多く、スカート自体の重さでずり落ちてこないかも不安でした。
だからウエスト部分にヒモをつけました。
表からヒモが見えるとカジュアル過ぎる感じになりそうだったので、外から見えない内側にヒモを出す穴を作っておいて、ゴムを通す場所に一緒にヒモも通しました。
私はおっちょこちょいなのでウエストがゴムの長いスカートだと、すそをうっかり自分で踏んで、ずりっとウエストがずり下がるのが心配。
(床に座っていて立ち上がるときなんかに、よく事件は起こります(笑))
ウエストにヒモを通して、結んでおくようにしておけばそんなときもしっかりウエストでスカートが踏みとどまってくれそうで安心です。
ふくよかな体型を強調しそうだなあと敬遠していたティアードスカートですが、ギャザースカートと違ってボリュームを裾に持ってくることができるので、ふくよかさんでも大丈夫なように思いました。
ギャザーをさらにひかえて、薄手のデニム生地で3段のティアードスカートも作りました。